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役所のカスハラ対策は「名字のみの名札」 ひらがなもOK、SNSでの個人中傷防ぐ

京都新聞 / 2024年7月14日 9時0分

名札も兼ねている亀岡市職員証(左)と、希望制で導入した名字のみの名札

 京都府亀岡市は、職員が身に付けている名札の表示を、フルネームから名字のみに変更する取り組みを始めた。プライバシー保護、中傷などのカスタマーハラスメント(カスハラ)対策として、7月から希望する職員が着用している。

 同市では、会計年度任用を除く職員は、フルネームと所属部署、役職、顔写真が載った職員証を、名札としても使用している。

 氏名の表記を巡っては、無断撮影や個人を特定したネット上での中傷の懸念が各自治体で広がっている。

 4月に京都市が名字だけの表記に変更するなど、全国的に見直しが進む。亀岡市では市議会で複数の議員から提案され、導入を決めた。

 新たな名札は、名字と所属部署、役職を記載。名字は、ひらがなと漢字のどちらかを選ぶ。外国人にも分かるように、ローマ字でも表記している。「市民に名前と顔を知ってほしいと思う職員もいる」(桂川孝裕市長)として、どちらを着用するかは個人の判断に委ねた。

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