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京アニ事件犠牲者を記憶にとどめる碑を建立 式典開き「志を繋ぐ」決意新たに

京都新聞 / 2024年7月14日 10時29分

36羽の鳥が羽ばたく様子を表現した碑のデザイン(志を繋ぐ会提供)

 36人が死亡した2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、遺族や京アニのスタッフら有志でつくる「志を繋(つな)ぐ会」と京都府宇治市は14日、同市の「お茶と宇治のまち歴史公園」に事件を伝えるために建立した「志を繋ぐ碑」の完成に合わせ、式典を開いた。京アニ関係者や宇治市長らが出席している。

 同会は、事件現場の第1スタジオ跡地(京都市伏見区)で設置が検討されている慰霊碑とは別に、事件や犠牲者を記憶にとどめる碑の建立を計画してきた。今年3月、京アニ本社のある宇治市が同公園での受け入れを発表した。

 同会の世話人によると、碑は高さ約3メートルで、犠牲者の数にあたる36羽の鳥がはばたく様子を表現した。京アニ社員がデザインし、制作は東京芸術大(東京都)の教員らが担った。費用は、事件を受けて国内外から京アニに寄せられた義援金の残金約3千万円を充てた。式典で同会から宇治市に寄贈され、以降は市が管理を担う。

 碑の一般公開は、関係者向けの式典が終わった後の14日午後2時ごろ以降を予定している。京アニはファンに向け、公開前の来場を控えるよう協力を呼びかけている。

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