名所や特産品を再発見できるかも 京都・舞鶴市が市制80周年で記念誌

舞鶴市が発行した市制80周年記念誌

　2023年に市制施行80周年を迎えた舞鶴市は、直近10年間の歩みをまとめた記念誌を作成した。「港湾」や「引き揚げ」など10のテーマ別に分かりやすく紹介している。

　記念誌では、貨物量やクルーズ船の入港数が大幅に増えた舞鶴港の姿や、15年に舞鶴引揚記念館の収蔵品が国連教育科学文化機関（ユネスコ）の世界記憶遺産に登録されるなどのトピックスを記載。舞鶴の「良いところ」を紹介するコーナーでは、市民がインスタグラムに投稿した写真も並んでいる。

　A4判で94ページ。市企画政策課は「市政の流れを振り返り、名所や特産品を再発見できるので手に取ってほしい」と話す。市役所市政情報コーナーや西支所、東・西図書館などで閲覧できる。同コーナーでは1冊千円で購入できる。