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再び集落に土砂流入、大規模な土砂崩れあった滋賀県米原市 暗渠にたまった土砂が噴出か

京都新聞 / 2024年7月16日 18時1分

市道伊吹3号線(左)の下を流れる勝山谷川から噴出した土砂。民家の敷地にも流入した=16日、米原市伊吹

 1日に大規模な土砂崩れがあった滋賀県米原市伊吹で15日夜、大雨の影響で再び集落に土砂が流入した。土砂崩れを引き起こす勝山谷川は集落部分で暗渠(あんきょ)になっており、内部にたまった土砂が地表に噴出したとみられる。市は、けが人はなかったとしている。1世帯で土砂流入があった可能性があり、17日に詳しく調べる。

 市によると、15日午後7時29分に大雨警報が発令され、同40分から1時間で23ミリの降雨があった。同8時58分に土砂の流入が確認され、同10時48分に市は現地対策本部を設置した。

 勝山谷川は県道山東伊吹線より下流部は市道伊吹3号線の暗渠になっている。市によると、流れてきた土砂が県道山東本巣線(旧道)付近で詰まってたまっていき、暗渠のふたが取り付けてある部分から噴き出したという。庭先に土砂や水が流れ込んだ民家もあり、市などは15日夜、土砂を移動させる一方、土のうを据え付けるなどした。

 市が集落の上流部に設置した土石流警報装置は同日は作動しなかった。市は作動するほどの土砂の動きがなかったとしている。

 市は警戒レベル3の「高齢者等避難」を伊吹地区に引き続き出しており、市の連絡を受けて伊吹地区の自治会長が自治会館への避難を呼びかけたが、実際に避難した住民はいなかった。

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