鴨川に飛び込んで心肺停止、高校1年生が死亡

水難事故があった柊野堰堤。男子高校生は下段から飛び込んで流されたとみられる（17日午後5時15分ごろ、京都市北区）

　17日午後4時ごろ、京都市北区上賀茂中嶋河原町の鴨川の柊野堰堤で、「友人が川に飛び込んで流された」と110番があった。北署や市消防局によると、下流約300メートルで心肺停止状態の少年を発見し、救急搬送されたが、まもなく死亡が確認された。少年は同市左京区の高校1年生（15）で、友人ら計5人で高さ約3メートルの堰堤下段から川に飛び込んで遊んでいたという。

　近くに住む女性（36）は「雨で増水していて流れが急になっていた。子どもたちがよく遊んでいる場所でいつも危ないと思っていた」と話した。