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「スイカのにおいがする」特産アユと楽しく触れ合って 京都の料理旅館が地元の園児招待

京都新聞 / 2024年7月20日 14時30分

天然のアユを手に取り、感触や匂いを楽しむ園児たち(京丹波町本庄)

 京都府京丹波町の幼児たちが特産のアユと触れ合った。アユ料理を出す料理旅館「角屋」(同町本庄)のいけすにいるアユを手に取ったり、匂いを感じたりして、地元の名物に親しんだ。

 由良川の環境変化もあり、天然アユや釣り人が減っている。地域の食文化を身近に感じてほしいと角屋5代目主人の野間俊亮さん(40)が、わちこども園(同町大倉)の年長13人を招いた。

 暗い場所を好むアユの習性や、触れ方のこつを園児は学び、氷水で手を冷やしてから、傷つけないよう優しくアユに触れた。

 ひれの枚数や歯の形、体の色を観察し、「スイカのような匂いがする」とアユ独特の発見を楽しんでいた。

 園児の1人は「アユはつるつるで、おなかが白かった。最初は怖かったけど、ちょっとかわいいと思った」と話した。

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