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手塩にかけた夏の味、食べてみて 無農薬トウモロコシ、京都で収穫最盛期

京都新聞 / 2024年7月22日 7時0分

収穫したトウモロコシを見つめる白數さん(与謝野町下山田)

 無農薬で化学肥料を使わずに育てたトウモロコシの収穫が、京都府与謝野町下山田の畑で最盛期を迎えている。農家が手塩にかけた夏の味覚が豊かな実りとなった。

 農家の白數武秀さん(67)は「人がやらないことをしよう」と、15年ほど前からトウモロコシ栽培を無農薬で手がける。現在では黄色、白色のコーンや赤色の「大和ルージュ」などの5品種を約50アールの畑で育てる。4月以降に1万粒以上の種をまいた。

 農法は人力で穴を掘って鶏ふんやトウモロコシの茎を埋めて肥料にし、育った茎や花に付くカメムシやガの幼虫を白數さんが見つけて駆除している。

 8日から甘く仕上がった黄色のコーンの収穫が始まり、大和ルージュは2メートル以上に成長し、14日から販売されている。白數さんは「今年はカメムシが多くて大変だけど、安全の自然の恵みを届けたい」と話した。

 収穫は8月中旬まで続く。京都市の有機野菜のオンライン販売会社などに出荷されるほか、現地でも購入できる。

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