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実の娘に54回にわたり性的暴行、男に懲役20年判決「類例を見ないほど多数で悪質」

京都新聞 / 2024年7月22日 18時43分

京都地裁

 実の娘に54回にわたり性的暴行を加えたとして、準強制性交の罪に問われた被告の男の判決公判が22日、京都地裁であった。川上宏裁判長は「同種事案で類例を見ないほど多数で、悪質性が高い」として、懲役20年(求刑懲役30年)を言い渡した。

 判決によると、被告は2018年3月~19年3月、当時26~27歳だった娘に繰り返し要求して拒絶を困難な状態にさせ、計54回にわたり自宅で性的暴行をした。弁護側は、被告が反省しているとして執行猶予付き判決を求めていた。被害者の特定を避けるため被告の氏名などを秘匿して審理された。

 川上裁判長は判決理由で、被告が娘に対して幼少期から暴力を加え、約10年にわたり性的虐待を繰り返していたと指摘。「犯行を撮影するなど被害者の人格や尊厳を著しく蹂躙(じゅうりん)した。被害者は今もフラッシュバックや不眠に悩まされるなど日常生活に深刻な支障をきたし、結果は重大」と非難した。

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