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地上6メートル超での屋根撤去、墜落防止せず作業員が落下 会社や責任者を容疑で書類送検 滋賀

京都新聞 / 2024年7月23日 17時12分

 大津労働基準監督署は23日、労働安全衛生法違反の疑いで、建築工事業「学建テクノ」(滋賀県守山市川田町)と代表取締役の男性(67)、同社下請けの解体業「隅田工業」(京都市南区)と現場責任者の男性(25)を書類送検した。

 書類送検容疑は2024年3月8日、守山市川田町の工場建屋撤去の工事現場で、隅田工業の現場責任者が男性作業者に屋根材の撤去作業を行わせた際、有効な墜落防止策を講じなかった疑い。

 同労基署によると、作業者は屋根の開口部から約6.6メートル下に落ち、内臓損傷や頸椎(けいつい)骨折などの重傷を負った。

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