「数百万ドルをプレゼント」でも「税金が必要」 65歳男性がSNSで690万円だまし取られる 滋賀

滋賀県警木之本署

　滋賀県警木之本署は23日、滋賀県長浜市の製造業男性（65）が架空料金を請求されて現金計約690万円をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

　同署によると、2023年11月ごろ、SNSを通じて米国在住の外国人女性をかたる者と知り合い、「私はこのSNS運営会社に勤めている」「私の会社が選んだ人に数百万ドルをプレゼントする企画にあなたが当選した」「米国税務当局に税金を払う必要がある」などと持ちかけられ、7月22日までの4回、指定口座に入金したという。