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「びっくり」牛乳でプラスチック作り、京都で児童が挑戦

京都新聞 / 2024年7月21日 16時9分

温めた牛乳に酢を入れて水とタンパク質の塊のガセインに分離する児童(京都府長岡京市河陽が丘1丁目・河陽が丘自治会館)

 大学生ボランティアらを講師に迎え児童らが環境問題について考え合うイベント「環境にやさしいプラスチック」が21日、京都府長岡京市河陽が丘1丁目の自治会館で開かれた。子どもと保護者らが、牛乳で生分解性プラスチック作りを体験した。

 市民グループ「河陽が丘ふれまち『おやつくらぶ』」の主催。毎月定例の集いを開き、お菓子を食べながら世代間交流を実施。初めて講師を招き、テーマも決めて企画した。

 同市出身の大学生ボランティアら7人と小学生以下の子どもと保護者ら約30人が参加。手作りのスライドショーで、石油由来のプラスチックの環境や海洋汚染などを紹介した。

 3年生以上の児童は温めた牛乳に酢を加えて水とタンパク質のカゼインに分離。布でこして取り出したガセインを水で洗い、キッチンペーパーで水分を吸い取った。

 2年生以下の子どもが、食用の着色剤で青やオレンジ、紫などに着色して、お菓子のグミやクッキーのイルカや果物などの型枠に入れ、電子レンジで温めて固めた。

 地域住人と参加した小学6年の児童(11)は「牛乳からプラスチックが作れると聞き驚いた。石油由来のプラスチックはやめ生分解性に切り替えるべき」と話した。

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