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近畿地方に猛暑のおそれ、4年ぶり「長期間の高温情報」発表 前回は大阪市や京都市が記録的暑さ

京都新聞 / 2024年7月26日 17時4分

前回、長期間の高温に関する気象情報が発表された4年前の8月。連日の猛暑で、自転車の車輪がゆがんで見えた(2020年8月20日、京都市中京区)

 大阪管区気象台は26日、長期間の高温に関する気象情報を発表し、京都府や大阪府など近畿地方は8月下旬にかけ気温の高い状態が続くとして、熱中症への警戒を呼びかけた。近畿地方で、同情報は2020年8月以来、4年ぶりの発表となる。近畿地方は7月上旬から高温状態が続いており、今夏は記録的な猛暑となる恐れがある。

 気象台によると、近畿地方は7月上旬から暖かい空気に覆われ、気温の高い状態が続いている。7月上旬の平均気温は、近畿地方日本海側で平年より2.6度高く、1946年の統計開始以来7月上旬として史上1位となった。

 今後さらに1カ月程度は、近畿地方は暖かい空気に覆われやすい状態が続き、各地で連日最高気温が35度を超える猛暑日となる恐れがある。京都市と大阪市は、8月上旬にかけて、最高気温36~38度程度の猛烈な暑さが続く見通し。

 前回、長期間の高温に関する気象情報が発表された2020年8月は、月平均気温が大阪市で30.7度、京都市で30.5度を記録し、いずれも観測史上1位となった。京都市は、1カ月のうち猛暑日が22日間、最低気温25度以上の熱帯夜が27日間という厳しい暑さとなった。

 熱中症警戒アラートの発表状況に注意し、冷房の適切な使用や水分補給、日中は不要不急の外出を控えることなどが求められる。

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