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「こんな時だから届けなくちゃ」京都・南丹の音訳ボラの気概 コロナ禍にこそ必要だった情報

京都新聞 / 2024年7月27日 6時0分

40年の音訳活動を記念誌にまとめた大内代表(右)ら=南丹市八木町・アイスタやぎ

 京都府南丹市八木町の音訳ボランティア「やまびこの会」が40周年を迎え、記念文集をまとめた。公民館の廊下で収録した創設期の苦労、読み方の奥深さややりがいについて、会員10人が思いをつづった。

 同会は1983年に結成。アイスタやぎ(同町)の録音室で市広報誌などを読み上げてCDに録音し、視覚障害者に届けている。

 記念文集には年表や写真、寄稿を収録した。

 創設期から活動するベテランは投稿で、録音室がなく、雑音の響く廊下で録音した苦労を振り返った。

 新型コロナウイルス禍を振り返った投稿では、ワクチン情報が載る臨時の広報誌が相次ぎ、「こんな時だから届けなくては」と感染対策をして録音した経緯を記している。

 大内康子代表(72)は「会員同士で交流する楽しさもあって長年続けられた。勉強を続け、より良い録音を届けたい」と40周年を喜び「新会員も募っています」と呼びかける。

 A4判14ページ。冊子や活動への問い合わせは、市社会福祉協議会八木事務所0771(42)5480へ。

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