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「強烈なにおいの残り香?」世界最大級の球根植物が3年ぶり開花 京都・左京

京都新聞 / 2024年8月2日 10時9分

3年ぶりに府立植物園で開花したショクダイオオコンニャク(京都市左京区)

 世界最大級の花で、強烈なにおいを放つ「ショクダイオオコンニャク」が2日、京都市左京区の府立植物園で開花した。同園では3年ぶり2回目の開花で、高くそびえる薄黄色の棒状の付属体が存在感を放っている。

 ショクダイオオコンニャクはインドネシア・スマトラ島原産のサトイモ科の球根植物で、ろうそくを立てる台に似ているのが名前の由来。同園では1993年に栽培を開始、2021年7月に初めて開花した。

 今回は6月23日に芽が出て、7月29日につぼみを包む葉が剝がれ落ちた。8月1日までに高さ2.45メートルにまで成長、同日夕方から植物を包む「仏炎苞(ぶつえんほう)」が緩み始め、2日午前1時に職員が開花を確認した。

 虫を寄せ付けるために強いにおいを放つ際に生じる湯気は確認されなかったものの、周囲にはほのかに香りが残る。

 温室係長の山方政樹さん(60)は「2度目も開花はうれしい。多くの人に見てもらえたら」と話していた。

 3日までは観察できる見込み。入園料が必要だが、ショクダイオオコンニャク開花中は観覧温室の入場料は無料。

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