自転車安全に乗るよ 児童が走行技術と知識競う大会出場へ 練習重ね「一つ一つ真剣に」

全国大会に向け、練習に励む千代川小の6年生。ユニホームは地元の寄付でつくった（京都府亀岡市・同小）

　京都府亀岡市の千代川小の6年生4人が、自転車の走行技術や交通ルールの知識を競う全国大会に挑む。6月から練習や勉強に励み、「諦めることなく、会場の雰囲気を楽しみたい」と力を込める。

　「交通安全子供自転車全国大会」で、8月7日に東京ビッグサイトである。昨年11月の亀岡市大会で優勝した同小が、府交通安全協会の推薦で、府代表として出場する。

　メンバーは清水千歳さん（12）、浪川柚依さん（12）、浅野琴羽さん（11）、兼吉希さん（11）。希望した21人から、市大会の個人成績の上位4人が選抜された。

　実技では、S字やジグザグなどの課題を練習。線からはみ出したり地面に足を付いたりしないよう、繰り返し走行して腕を磨いている。交通規則の筆記問題もあり、知識を身につけている。

　浪川さんは「仲間の気持ちを考え、大切にして臨みたい」、兼吉さんは「一つ一つ真剣に取り組む」と誓う。

　ユニホームは、かつて同町で開かれていた子ども祭りの奉賛会の寄付金でつくった。