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猛暑の続く中、ニホンザルに氷塊のプレゼント 我を忘れ、ウッキウキで涼を追求

京都新聞 / 2024年8月5日 7時30分

果物の詰まった氷にしゃぶりつくニホンザル(福知山市猪崎・三段池RAVIHOUSE動物園)

 京都府福知山市猪崎の三段池RAVIHOUSE動物園(市動物園)で4日、サルたちに氷塊がプレゼントされた。うだるような暑さが続く中、サルたちは好物のリンゴやメロン、トウモロコシなどの詰まった氷をわれ先にと争ってかじりついた。

 同園には、ニホンザル34匹が展示スペース「猿ケ島」で暮らしている。氷塊のプレゼントは毎夏の恒例イベントで、サルに涼を感じてもらおうと実施している。

 職員が運び込んだ氷塊2個を食べやすいように地面にたたきつけて砕いてやると、サルたちは氷めがけて一目散に駆け寄った。氷をなめたり、シャーベット状になった果物や野菜を味わったり、体に氷を当てたりして冷たさを感じていた。

 二本松俊邦園長(79)は「サルたちは氷好き。冷たいので持って歩いたりする。例年になく暑いので夕方までかかって楽しんでほしい」と話した。

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