「世代を超えて平和願うきっかけに」 市民団体が40年近く被爆者の絵画展 体験者ならではの生々しさ
京都新聞 / 2024年8月6日 11時0分
広島の被爆者が描いた絵画の展示会が、京都府宇治市折居台の市中央公民館で開かれた。原子爆弾投下直後の惨状が表現され、戦争の恐ろしさや平和への願いを伝えた。
展示は宇治市民らによる市民団体「平和の会」が1985年から夏に開いている。広島平和記念資料館(広島市)が所蔵し、被爆者が記憶を基に描いた作品の複写約90点を並べた。
亡くなった子どもを背負ったやけど姿の女性や、数十体以上の遺体が浮かぶ川など、体験者ならではの生々しい光景が描写されている。火の手が迫る中で母親が倒壊した家屋の下敷きになり、泣きながら助けを求める少女の作品の前では、涙を流す来場者もいた。
平和の会メンバーの竹原八郎さん(74)は「戦争は遠い昔のことと思われるかもしれないが、ウクライナなどの海外では今でも起こっている。戦争を人ごとと考えず、世代を超えて平和を願うきっかけになってほしい」と話した。
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