京都府と滋賀県が災害警戒本部を立ち上げ「巨大地震注意」南海トラフ臨時情報受け

南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、京都府が開いた関係課長会議（8日午後9時45分、京都府庁）

　南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意の発表を受け、京都府は8日夜、地域防災計画に基づき西脇隆俊知事を本部長とする災害警戒本部を立ち上げ、府庁危機管理センターで関係課長会議を開いた。

　警戒本部副本部長の古川博規副知事は「南海トラフ地震発生の可能性が高まっており、大規模地震が発生すると強い揺れが生じると考えられる。地震発生に備え、避難場所や避難経路を確認し、普段からの備えの再確認をお願いする」と府民に呼びかけた。各自治体に対しても事前準備の徹底を求めた。

　滋賀県も県地域防災計画に基づき、災害警戒本部を設置した。