「先輩の活動受け継ぎ、次の世代に」京都・亀岡市青少協が全国表彰 地道な活動に光
京都新聞 / 2024年8月10日 7時0分
京都府亀岡市の亀岡市青少年育成地域活動協議会が、全国から10団体が選ばれる本年度の少年補導功労団体表彰を受賞した。協議会の構成団体が登下校の見守りや餅つきといった交流イベント、清掃活動などを各地で取り組んでおり、そうした長年にわたる活動が評価された。
表彰は、全国少年警察ボランティア協会と警察庁が毎年、少年の非行防止や健全育成に功労があった団体と個人をたたえている。
同協議会は1983年に発足し、現在23団体で構成している。協議会として、児童生徒の意見発表や有識者の講演で健全育成に役立ててもらう市民集会を開いたり、美化活動の実施を構成団体に呼びかけたりしている。青少年育成協議会などの構成団体も自治会などと連携し、夏祭りや音楽体験会といった独自の活動を各地で展開している。
7月2日に市役所で桂川孝裕市長に受賞を報告した。協議会の八木辰夫会長(80)が「先輩方の活動をしっかり受け継いできたことが評価された。メンバーは年配者が多いので、若い人にも参加してもらえるようにしたい」と話し、桂川市長は「子どもたちは多様化して活動は大変だと思うが、引き続き頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。
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