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【夏の甲子園】京都国際高校、好機逃さず 新潟産大付属高校に競り勝ち3回戦へ

京都新聞 / 2024年8月14日 15時10分

京都国際-新潟産大付 7回裏京都国際2死一、三塁、沢田が右前に先制適時打を放つ=撮影・吉原直歩

 第106回全国高校野球選手権は14日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦を行った。京都国際は4-0で新潟産大付に競り勝った。17日の3回戦で西日本短大付(福岡)-菰野(三重)の勝者と対戦する。

 京都国際は七回2死一、三塁から3番沢田の右前打で先制。八回には四球や敵失を絡めて好機をつくり、8番清水のスクイズや9番西村の適時二塁打などで3点を奪い、突き放した。

 先発の2年生左腕西村は申告故意敬遠を含めて6四球を与えたが、130キロ台中盤の直球とチェンジアップを織り交ぜ、九回2死満塁を空振り三振でしのぐなどして完封した。

 京都国際・西村一毅投手の話 立ち上がりが悪く、ストライクが入らなかったが、回を追うごとに修正できた。(九回2死満塁のピンチに)最後は守備陣から声をかけてもらい、自信を持って投げられた。(七回に先制してもらい)絶対に抑えなければならないという気持ちになった。3回戦も一戦必勝の気持ちで、勝ちにこだわって戦いたい。3年生と1日でも長く野球ができるよう、練習していきたい。

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