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「子曰く…」儒学者ゆかりの滋賀県高島市で小学生が論語学ぶ 

京都新聞 / 2024年8月18日 11時0分

全員で書いた「論語」の一節を見る児童たち(高島市安曇川町田中・安曇川公民館)

 滋賀県高島市ゆかりの儒学者中江藤樹の弟子で、努力して医師となった大野了佐に学ぶ小学生向けの講座「了佐てらこや小学校」が、同市安曇川町の安曇川公民館で開かれた。児童は論語の一節をしたためるなど読み書きに挑戦した。

 江戸時代の寺子屋のように読み書きの大切さを伝えようと、近江聖人中江藤樹記念館(同町)が2006年から開いている。市内の小学4~6年生5人が参加し、7月末から3日間で実施された。

 NPO法人「心のふるさと書道会」の西川桂邨代表(64)=同市=が講師を務めた。児童は、西川さんに続いて論語を読み上げたほか、習字の基本練習に取り組み、藤樹についても学んだ。

 最終日には、大型の書道用紙に「子曰(いわ)く、吾(わ)れ十有五にして学に志し、三十にして立ち―」と論語の一節を毛筆で書いた。修了証を贈られた小学6年生の女児(11)は「論語から先人たちの頑張りを学ぶことができた」と話した。

 書き上げた書は28日~9月19日、安曇川公民館のエントランスホールで展示される。される。

 

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