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【速報】発がん性指摘の「PFAS」が指針値上回る 京都府綾部市で1カ所 昨年度も2回超え 

京都新聞 / 2024年8月21日 14時5分

京都府庁

 京都府は21日、発がん性が指摘されている有機フッ素化合物(PFAS)について、綾部市の犀川小貝橋で国の暫定指針値(合算で1リットル当たり50ナノグラム)を超える72ナノグラムを検出したと発表した。同時に調査した市内の飲用井戸水15カ所は全て指針値以下だった。

 府は、2021年度から府内河川の環境基準点48カ所と、綾部市内で昨年度から飲用井戸水の水質検査を実施している。

 犀川小貝橋で採水したのは8月5日で、府は、犀川の上流域にある事業場が排出元だと特定し、活性炭による処理などで排水濃度を抑えるよう求めている。同地点では、昨年度3回行った水質検査でも2回指針値を上回り、住民らが影響調査を府に求めている。

 飲用井戸水は2日と5日に同市内の15カ所で採水し、不検出~24ナノグラムといずれも指針値以下だった。昨年度の検査では同市物部町の1カ所で170ナノグラムを検出し、その井戸を廃止している。

 府環境管理課は「原因となる事業場への対策を引き続き要請していく」としている。昨年度の水質検査で指針値を超えた八幡市大谷川については、10月に水質検査を実施する予定。

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