京都サンガが今季3度目の連勝 FC東京に完勝
京都新聞 / 2024年8月24日 21時30分
J1京都サンガFCは24日、サンガスタジアム京セラで第28節のFC東京戦に臨み、3-0で完勝して今季3度目の連勝を飾った。複数得点は2試合連続で、無失点は5試合ぶり。勝ち点を31から34とし、順位は16位から暫定15位に浮上した。
サンガは、先発メンバーを前節C大阪戦から1人変更し、佐藤が9試合ぶりにリーグ戦に復帰した。金子が累積警告のため出場停止。サブには育成組織出身のルーキー喜多が5試合ぶりにベンチ入りし、オリヴェイラやムリロ・コスタ、川崎、平賀、来季のサンガ加入が内定している特別指定選手の中野(立命大)らが入った。
サンガは開始30秒、エリアスのプレスからGKのパスミスを誘い、原がボールを奪うと、横パスからエリアスが左足を振ったが、GKに防がれた。その直後も敵陣での守備で相手のミスを誘って前半2分に最初のCKをゲット。平戸のキックからエリアスがヘディングシュートを決めて先制した。エリアスは2試合連続弾で、加入2カ月足らずで6ゴール目となった。
その後も、息つく暇を与えないプレスで相手のビルドアップを寸断した。前半6分には佐藤、同21分には原がシュート。同34分には敵陣で最終ラインの宮本がボールを奪って攻撃に転じ、最後は福岡がミドルシュート。惜しくもGKに阻まれたが、直後の同36分の平戸の右CKで今度は原がヘディングシュートを決めて加点した。
後半も手を緩めず、相手のパスミスを奪うと、同5分、トゥーリオの縦パスに抜け出した平戸が右足で豪快にゴールを射抜き、試合の大勢は決まった。平戸はJ1初ゴールとなった。
途中出場した選手も活躍。川崎は攻守に効果的な働きを見せ、平賀は決定的なシュートを放つなど、相手を終始圧倒した。追加タイムに中野がミドルシュートでネットを揺らしたが、味方選手にハンドがあったとして、ゴールは取り消しとなった。
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