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「床より段ボールベッドの方がいい」 能登半島地震踏まえ災害について体験授業、子どもが知識深める

京都新聞 / 2024年8月25日 8時0分

柴田さんと一緒に避難所で使われる段ボールベッドを組み立てる児童たち(京都府南丹市園部町・旧摩気小)

 京都府南丹市園部町の旧摩気小で続く小学生向けの学び場「摩気高山子ども未来塾」が今年で開講10周年を迎えた。本年度の授業が始まり、参加した子どもたちは、地元の講師による体験型の授業を通して学びを深めた。

 NPO法人「摩気高山の郷振興会」と市教育委員会が共催する。

 開塾式には約80人が出席。4~6年生向けの体験型授業では、能登半島地震の被災地で避難所運営に携わった南丹市職員の柴田雄三さん(33)が講師を務めた。

 柴田さんは被災した民家や避難所の様子を写真と映像で紹介。「一番大切なのは、みんなの命。地震が起きた時にどうするか、家族と事前に話し合って」と呼びかけた。

 避難所で使われる段ボールベッドの組み立て体験もあり、園部第二小4年の児童(9)は「床で寝るより段ボールベッドの方がいいと思った。避難の仕方も勉強になった」と話した。

 来年2月までの計11回。国語や算数などの授業もある。

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