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川で2歳児流され意識なし→偶然居合わせた保育士が心肺蘇生→意識回復「奇跡だ」 京都

京都新聞 / 2024年8月25日 18時27分

水難事故で2歳の男児を救助し、右京消防署と右京署から感謝状が贈られた湯口さん(中央)=右京消防署

 京都市右京区京北周山町の桂川で心肺停止状態に陥った2歳の男児を救助したとして、右京消防署と右京署は25日、大阪府高槻市の保育士湯口修平さん(41)に感謝状を贈った。竹内真一右京消防署長は「早い発見と迅速で的確な救助によって命が助かった。奇跡的だ」とたたえた。

 同消防署などによると、14日午前10時50分ごろ、家族と川遊びをしていた湯口さんが、ライフジャケットを着てうつぶせで川に浮かぶ男児に気付き、川岸に引き上げた。意識がなかったため、人工呼吸と胸骨圧迫を繰り返すと意識を回復した。男児も家族と遊びに来ていたという。

 右京消防署で行われた感謝状贈呈式には、男児の家族も出席。竹内署長と西谷真嗣右京署長が湯口さんに感謝状を手渡した後、男児の父が「迅速に対応してくださり、心から感謝している。今、息子は何事もなく生活できている。ありがとうございました」とお礼を伝えた。

 湯口さんは当時の状況を「必死で何も考えられなかったが、助けないとという思いで体が勝手に動いた」と振り返った。保育の職場で毎年、乳幼児の救急救命研修を受けているといい、「(心肺蘇生は)焦ってうまくできたか分からないが、研修が生きたと思う」と話していた。

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