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20分間電話しトラックを片手運転、横断歩道の小2男児はねた被告に実刑 男児「今後も意識回復する見込みなく」

京都新聞 / 2024年8月30日 18時53分

大津地裁

 滋賀県野洲市で3月、下校中の当時小学2年の男児(8)をトラックではね意識不明の重体にしたとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた男性被告(28)の判決公判で、大津地裁は30日、禁錮2年4月(求刑禁錮4年)の実刑判決を言い渡した。

 判決によると、被告は3月11日午後3時10分ごろ、野洲市内でトラックを運転中、携帯電話に気を取られ赤信号に気付かないまま交差点に進入。横断歩道を渡っていた男児をはね、頭蓋骨骨折や脳挫傷などの傷害を負わせた。

 判決理由で沖敦子裁判官は、約20分間にわたり通話しながら片手でハンドルを操作していたとし、「不注意の程度は著しく、悪質」と指摘。男児には何の落ち度もなく、「今後も意識が回復する見込みはなく、生じた結果は死亡に匹敵するほど重大だ」と述べた。

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