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「電話で『お金』は…」合言葉で訴える被害防止 高齢者が気持ちと財布引き締めた 京都・南丹

京都新聞 / 2024年9月2日 7時0分

特殊詐欺の手口を寸劇で紹介した南丹船井防犯推進委員協議会のメンバーや南丹署員(南丹市園部町・旧川辺小)

 特殊詐欺などの被害を防ごうと、京都府南丹市内で防犯教室が今夏、盛んに開かれた。京都府警南丹署員らによる寸劇や講習を通して参加者は楽しみながら対策を学んでいる。

 南丹市の旧川辺小(園部町)では「特殊詐欺対策講習」が7月9日にあった。手口を再現した寸劇では、南丹船井防犯推進委員協議会のメンバーや署員が「電話でお金は詐欺、電子マネーも詐欺」を合言葉に、笑いを誘いつつ、被害防止を訴えた。

 参加した女性(75)は「自分は関係ない、だまされないと思わず、注意したい」と気を引き締めた。

 同市の神吉上区公民館(八木町)であった教室では、固定電話に掛かってくる詐欺や、空き家を狙った犯罪が増えているとし、観音寺駐在所の木村太紀警部補が「犯罪を起こしにくい地域の雰囲気作りが大事」と説明した。

 通話録音装置を南丹署で貸し出していることや「警察官見回り中」と書かれた掲示物を希望世帯に配っている取り組みを紹介した。

 交通安全クイズもあり、参加者の女性(82)は「日常生活でも気をつけたい」と誓った。

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