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「めきめき上達」監督が期待寄せるアーチェリー選手は、まさかの小学3年生 全国大会出場へ

京都新聞 / 2024年9月2日 8時0分

全国大会に向け練習を重ねる大西さん(湖南市)

 アーチェリーの全日本小中学生大会(9月14~15日・静岡県掛川市)に大津市の下阪本小3年大西彩結さん(8)が初出場する。所属クラブによると、6年までのリカーブ小学生部門では最年少とみられる。厳しい戦いになるが「少しでもいい順位を」と練習に励んでいる。

 大西さんは約1年前に滋賀県湖南市のアシストアーチェリークラブに加入。今春から試合に出始め、自己ベストが全国27人中の15位となり、24人が出場する全国出場を決めた。

 小3としても小柄で、当初は小学生の競技距離18メートルに届かなかったが、クラブの先輩で全国大会上位常連の甲西北中2年田中瑞季・柚葵選手に憧れ、父肇さん(48)の支えで、毎日計4時間、自宅での体力づくりと同市石部のアーチェリー場での練習を積み重ねてきた。神省吾監督は「運動神経が良く豊富な練習量でめきめき上達している」と話す。

 大西さんは「的に当たり点数が取れるようになって楽しい。ベスト8を目指す」と意気込む。

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