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「母親助けるか、自分の身を守るか」災害時に迫られる判断、どうする 京都で避難学ぶ催し

京都新聞 / 2024年9月3日 8時0分

シートやカードによって災害時の行動を決めるゲームを体験する参加者たち(京都府亀岡市・サンガスタジアム京セラ)

 「防災の日」の1日、災害時の避難についてシミュレーションゲームで体験し、学び合う催しが京都府亀岡市のサンガスタジアム京セラで行われた。「台風接近」という8月末からの現実に近い設定のもと、参加者はハザードマップを把握する必要性など防災意識を高めた。

 防災士の乾昌志さん(47)が企画し、市内外の19人が参加した。

 ゲームは、参加者に「愛犬家」「親思いの息子」などの役割を与え、状況に合わせて、それぞれ「避難する」「SNSで情報を取る」「車を入手する」などの行動を選んでいく。

 参加者は「母親を助けに行くか、自分の身を守るか」など、災害時に迫られる判断に頭を悩ませていた。

 被災地支援の経験のある女性(60)=京都市上京区=は「いざ自分が被災者になると、意識が違ってくる。私も犬を飼っているので、いろいろ考えさせられました」。

 乾さんは「ゲームを通じて自分の身を守ることを第一としながら、人も助けられるような行動を考えてもらえれば」と思いを込めた。

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