1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

小さな山里の小学校、自分たちでペンキ塗り 地元工務店が協力、色あせた教室が一新

京都新聞 / 2024年9月4日 7時0分

緑色に塗り替えられ、印象が明るく変わった体育館の扉(京田辺市・普賢寺小)

 京都府京田辺市水取の普賢寺小で24日、地域住民や在校生と保護者などが集い、校舎や体育館のペンキの塗り直しや草刈りなどをする「リノベーションデー」が開かれた。家族連れで参加する卒業生らも加わり、約130人が自分たちの手で学校を美しくしようと汗を流した。

 同校は市内のどこからでも児童を受け入れる「小規模特認校」で、在校生の半分以上が校区外から通う。地元の子どもは減っても、住民に同校の教育を自分事として考えてもらうため、同校がイベントを企画した。

 地元で工務店を経営する大冨益義さん(67)は「子どもにとっても良い思い出になる」と企画に賛同し、ペンキの塗り方を教えて回った。参加者は塗装が剥がれて色あせた教室の掃除道具入れや窓枠などをペンキで新たな色に塗り直し、印象を一新させた。

 11年前に同校を卒業した奥田晟二郎さん(23)は「(在校時に)地域の人と関わった思い出がある。今の子どもたちにも自分と同じ経験をしてもらいたい」と笑顔で話した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください