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「対岸の火事でない」東日本大震災「大川小」の映画を京都で上映 84人犠牲、視聴で災害を自分事に

京都新聞 / 2024年9月4日 15時30分

東日本大震災のドキュメンタリー映画上映会を企画したメンバーたち(城陽市役所)

 2011年の東日本大震災による津波で、児童と教職員計84人が亡くなった宮城県石巻市の大川小。その遺族を追ったドキュメンタリー映画「『生きる』大川小学校 津波裁判を闘った人たち」の上映会が9月22日、京都府城陽市の文化パルク城陽で行われる。

 22年に制作された映画(124分)は、わが子が学校で犠牲になった理由を明らかにするため提訴した保護者たちの10年を記録。今回の上映は、災害をより身近に捉えてもらおうと、「命の水を運ぼう~城陽バケツリレー~実行委員会」が防災月間に合わせて開く。

 午後1時開演。同40分からの上映に先立ち、今年1月の能登半島地震で現地派遣された市消防本部の職員や、東日本大震災の被災者が登壇する。入場無料で、最大230人が鑑賞できる。先着200人には非常食の配布がある。

 伊保弘一実行委員長(77)は「城陽は災害が少ないところだが、対岸の火事ではない。災害に備えるため多くの人に見てほしい」と話している。

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