取り調べ中「捜査員の家族狙う」と脅迫疑い、無職の男を再逮捕 強盗致傷被害者にも「心身の保証一切しない」

京都府警本部

　京都府警捜査1課と東山署は4日、脅迫の疑いで、住所不定、無職の男（26）＝強盗致傷罪などで起訴＝を再逮捕した。

　再逮捕容疑は、7月31日、強盗致傷容疑で逮捕されていた際、同署で取り調べ中の検察官に対し、被害女性2人のことについて「被害届を出した女に対する報復行動は必ず行う」、「相手の心身の保障は一切しない」と紙に書き、さらに、同署の男性捜査員（34）のことを「本人ではなく家族を狙う」と述べて脅迫した疑い。容疑について「黙秘します」と供述しているという。

　同署によると、男はマッチングアプリで知り合った女性らに暴行し、現金を奪うなどした強盗致傷などの容疑で逮捕されていた。