「地震から7カ月経っても家屋はそのまま」輪島でボランティア活動した高校生ら、感じた思い語る
京都新聞 / 2024年9月5日 7時30分
日星高(京都府舞鶴市上安久)で8月28日、能登半島地震で被災した石川県輪島市でボランティア活動を行った生徒の報告会があった。生徒たちは被災地の様子や感じた思いを他の生徒と共有した。
現地に向かったのは有志の生徒37人と教員7人で、7月30日にバスで片道約5時間かけて輪島市を訪れた。気温35度という暑さの中、3グループに分かれ、被災した家屋から家財を運び出すなど約2時間にわたり活動を行った。
報告会では、各学年の代表者約10人が「地震から7カ月経っても、そのままの家屋が多く残っていた」「避難所で生活されている人も多い」「地震を風化させないように関心を持ち続けることが大切」など感想や学びを発表した。
初めてボランティア活動をしたという看護科1年の女子生徒(15)は「実際に現地に行って、被災状況を体で感じた。ここで人を助けたいと思った」と話した。
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