柔道で練習中に死亡の女性巡査部長、京都府警が公葬「志を思い、治安維持に最善尽くす」

柔道の練習中の事故で死亡した女性巡査部長の公葬（5日、京都市伏見区・警察学校＝画像の一部を加工しています）

　京都府警の警察学校（京都市伏見区）で7月に初任科生が柔道の練習中に頭を打って死亡した事故で、府警は5日、亡くなった女性巡査部長（23）＝1階級昇任＝の公葬を同校で営んだ。

　西脇隆俊知事や府警幹部、同期生、遺族ら約230人が参列。祭壇には女性巡査部長が府警の採用前に記した決意の言葉が飾られた。

　白井利明本部長が「人の役に立ちたいという志を持った若者が亡くなることほど残念なことはない。志を思い、京都の治安維持に最善を尽くす」と追悼の言葉を述べた。同期生代表や教官も弔辞を述べ、参列者らは祭壇に花を手向けて巡査部長の早世を悼んだ。