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目が見えなくても、仲間とおいしい生八ッ橋作り 京都の視覚障害者ら「1人ぼっちにしない」

京都新聞 / 2024年9月8日 9時0分

生八ッ橋の生地をめん棒でのばす参加者(南丹市八木町・八木市民センター)

 視覚障害のある人たちがお菓子作りを楽しむ教室が京都府南丹市の八木市民センターで開かれた。ガイドヘルパーの助けを借りながら生地をこねたり、のばしたりして、あんこ入りの生八ッ橋を仕上げた。

 府視覚障害者協会南丹京丹波支部が主催し、5日に開いた。

 抹茶、ごま、シナモンという3色のあんこを参加者10人が生地で丁寧に包んだ。皿に盛って、柔らかな出来たてを「甘くておいしいね」と味わった。

 参加した藤田稠(しげる)さん(79)は「目が見えないので生地を正方形にするとかが難しいけど、素人にしてはよくできた」と満足げ。

 40代から視覚障害となったという高屋千津子支部長(73)は「視覚障害者は孤独を感じがち。1人ぼっちにしないという私たちの活動を、健常者の方にも伝えたい」と願った。

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