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重労働から解放、若手確保になる? 京都・亀岡の森林組合が重機導入

京都新聞 / 2024年9月9日 7時0分

伐採木の枝を払い、一定の長さに切りそろえる作業を実演するプロセッサ(亀岡市下矢田町)

 京都府亀岡市森林組合は、切り倒した木の枝を払い、指定寸法に幹を切りそろえる自走式重機「プロセッサ」を1機導入した。間伐材の活用や山林保全を進めるため、搬出までの作業の効率化と安全性向上を図る。

 1機約1900万円。森林環境譲与税を財源に市が半額を補助した。

 同組合は、間伐した木を置いたままにする切り捨て間伐から方針転換し、搬出して売却・活用する利用間伐に取り組んでいる。今後、組合職員が操作して山林整備に役立てる。

 組合事務所(下矢田町)敷地で8月26日、納入されたプロセッサを前に安全を祈願。桂川孝裕市長ら市関係者に実演を披露した。

 プロセッサはアームの先端で木の幹を挟んで持ち上げ、送り出しながら枝を削り取り、丸太を長さ3メートルごとに切断して搬出しやすい形に整えた。

 山脇安三組合長は「これまでチェーンソーで枝を切り落とすなど伐採木の搬出は重労働だった。林業の魅力を高め、若手職員の確保にもつなげたい」と話す。

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