コウノトリ、巣塔に飛来 来年の巣作りに期待 京都・南丹市

京都新聞 / 2020年10月18日 8時0分

京都府南丹市八木町の巣塔に止まったコウノトリ(八木昭さん提供)

 国の特別天然記念物コウノトリが京都府南丹市八木町室橋の文覚池近くに設けられた営巣用の塔に飛来している姿が初めて確認された。来年の営巣を期待する関係者は「非常に順調だ」と喜んでいる。

 

 何度も周辺に飛来していることから、地元の室橋自治会が8月末に高さ約11メートルの塔を建てた。10月15日朝に日本コウノトリの会(兵庫県豊岡市)の八木昭理事(76)=亀岡市大井町=が塔のてっぺんにいるのを確かめた。2歳の雄が営巣用の台に止まり、別の2羽が周辺に飛んでくると、くちばしを打ち鳴らすクラッタリングを行った。八木理事は「自分の場所だと主張する行為と考えられる」と指摘し、2~3月ごろの巣作りが期待できるとしている。

 八木理事が撮影した写真を見た自治会の三觜(みつはし)昭さん(67)は「すごい。うれしい」と声を弾ませた。八木さんは「非常に順調。地元の熱意があるからこそ止まった」と話した。自治会は今月、車両進入禁止の看板を近くに設置。狩猟による誤射にも気をつけるよう注意を促していく。

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