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夏の高校野球4強へ“伝統の一戦”鹿実vs樟南 センバツまであと一歩の鶴丸vs鹿児島城西

KYTニュース / 2024年7月22日 18時55分

鹿児島読売テレビ

 夏の甲子園出場をかけた高校野球県大会はベスト4が出揃いました。春のセンバツにあと一歩だった鶴丸は鹿児島城西と激突。さらに、鹿児島実業と樟南の伝統の一戦は?

 21世紀枠で春のセンバツまであと一歩だった鶴丸と、3回戦まで無失点の鹿児島城西の一戦。鹿児島城西は4番坂口、5番富山の連続タイムリースリーベースヒットなど3回までに毎回得点で6点をリードします。

 対する鶴丸は4回表、ノーアウト1、3塁で6番上原の打球はサードへ。その間に3塁ランナーの毛利がホームイン。今大会、無失点の鹿児島城西から1点をもぎ取ります。

 しかし、8回コールド負けを喫した鶴丸。甲子園への期待を抱かせたチームの夏が終わりました。

(鶴丸 寺内幸大主将)

「このチームでこの夏戦って来て悔いはない。やり切った。甲子園は後輩たちに任せたい」

 一方、2022年の優勝校、鹿児島実業と2021年の優勝校、樟南の名門対決。試合が動いたのは4回。樟南は1アウト2、3塁のチャンスで5番・政野。スクイズを狙いますがバットに当たらず。サードランナーが挟まれますが、タッチをかわしホームイン。プロ注目の右腕、井上から先制点を奪い、さらにエラーでもう1点を加えます。

 3点を追う鹿児島実業は6回。1アウト2、3塁のチャンスを作りますが、あと1本がでず、得点できません。樟南は2年生ピッチャー犬窪が完封。投打が嚙み合った樟南が5対0で鹿実を破りました。

(鹿児島実業 新改幸士朗主将)

「入学したころから絶対に甲子園では優勝旗をもって帰ろうって話をこの学年でしてて最後の夏にどこよりも強い気持ちで臨んだけど最後の最後に悔しい試合になってしまった」

 2024年の夏のベスト4が出揃いました。神村学園と枕崎も準決勝進出を決めています。準決勝は25日木曜日、決勝は27日土曜日の予定です。

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