県内で最大震度５強 各地で被害も 気象庁が｢巨大地震注意｣呼びかけ

鹿児島読売テレビ

　県内でも最大震度5強を観測した日向灘を震源とする8日の地震で、各地で被害が確認されています。

　8日午後4時43分ごろ起きた地震では宮崎で震度6弱、県内でも最大震度5強を観測しました。地震の規模を示すマグニチュードは7.1でした。

　気象庁は「巨大地震注意」を呼びかける南海トラフ地震臨時情報を発表しています。

　震度5強を観測した大崎町の飲食店では棚が倒れたり冷蔵庫が壊れるなどして復旧作業に追われていました。道路が隆起したり、住宅が倒壊するなどの被害も出ています。鹿屋市では100メートルにわたる土砂崩れが発生。志布志市でも幅30メートル高さ50メートルにわたって崖が崩れました。

　

　県内では転倒するなどして4人がケガをしています。

　気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震が発生する可能性が普段と比べ相対的に高まっているとして、政府や自治体などからの呼びかけに応じた防災対応をとってほしいとしています。

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