「行ってらっしゃい」が最後… 終戦から79年 平和への思い新たに 第二次世界大戦戦亡者慰霊祭
KYTニュース / 2024年8月15日 19時24分
8月15日は79回目の終戦の日です。鹿児島市では戦争の犠牲者を悼む慰霊祭が行われました。
鹿児島市の城山公園で行われた第二次世界大戦戦亡者慰霊祭には遺族など約80人が参列し、黙とうを捧げました。
鹿児島市は第二次世界大戦末期の1945年3月から8月の間に8回の空襲を受け、3329人が犠牲となりました。
(参列者(当時4歳)戦争で父親を亡くす)
「玄関まで走って(父親に)「いってらっしゃい」と言ったのが最後だったた。忘れることはない、子供ながらに」
(参列者戦争で父親と叔父を亡くす)
「ずっとこの平和が続くことを希望する。自分の子ども、孫たちにもそういう時代が来ないように教えていきたい」
参列者は慰霊碑に花を手向け平和への思いを新たにしていました。
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