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【解説】台風10号 鹿児島県本土に上陸の恐れ 27日朝に奄美地方が暴風域入りか

KYTニュース / 2024年8月26日 19時43分

鹿児島読売テレビ

 強い台風10号が発達を続けながら県内に接近しています。27日の朝には奄美地方が暴風域に入り、29日には県本土に上陸する恐れがあります。佐藤気象予報士の解説です。

(佐藤気象予報士)

 まずは進路の予想です。先週までと比べて西寄りの進路に変わっています。今回の台風は非常に予想が不安定で29日以降の予報円はかなり大きくなっています。

 ただ、27日から29日にかけて県内に直撃することは間違いなさそうです。

 県内を拡大して見てみましょう。すでに暴風域を伴って強い勢力で進んでいる台風10号はこの先も発達を続けながら県内に接近する見込みです。

 強さのピークは28日水曜日で非常に強い勢力に変わる予想です。

 29日木曜日の予報円はまだ大きくて予想が定まりません。予報円の東寄りを進んだ場合、県本土に上陸します。

 予報円の西寄りを進んだ場合でも、県内には台風の周りを吹く風が南側から吹き付けますので雨の量が一層増える可能性があります。

 暴風域入りのタイミングを見てみると、奄美地方では早ければ27日の朝には入る可能性があります。

 最接近の時間帯は27日の夜遅くから29日木曜日にかけて。南側の地域から次第に台風が接近する予想となっています。

 接近時には不要不急の外出を避け、暴風、うねりを伴った高い波、土砂災害に厳重に警戒してください。

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