｢Pepper｣が小学校にやってきた 新たなクラスメイトに児童大喜び プログラミング教育に貸与

鹿児島読売テレビ

　鹿児島市の小学校に生成AIが搭載された人型ロボット「Pepper」がやってきました。子どもたちは、新しいクラスメイトに大喜び。「Pepper」との会話を楽しんでいました。

(人型ロボット　Pepper)

「世界に羽ばたく日本人を目指し、みんなで力を合わせて鹿児島から全国に発信していきましょう」

　鹿児島市の八幡小学校で行われたのは、生成AIが搭載された人型ロボット「Pepper」の貸与式です。

　鹿児島市の総合商社「南国殖産」と、宮崎県で企業のDX支援などを行う「リアン」が、プログラミング教育に役立ててもらおうと鹿児島市の教育委員会に貸しました。

(南国殖産　中西孝博常務執行役員)

「Pepperがみんなの勉強のお助けをたくさんしてくれると思う。別れるときにPepperがこの学校よかったねと言うような深い付き合いをしてもらえればうれしい」

　新しいクラスメイトを歓迎し、児童の代表が感謝の言葉を述べました。

(八幡小学校4年　髙橋優希さん)

「これから八幡小学校のみんなで大切に使いたい」

　式の後には、「Pepper」によるクイズ大会も行われ、大いに盛り上がりました。

(人型ロボット　Pepper)

「八幡小学校の創立記念日は6月17日である。〇か×かどっち？答えは〇！」

　子どもたちは「Pepper」を囲み、みんなで会話を楽しんでいました。

(児童)

「ロボットなのに本当に人みたいですごかった」

(児童)

「八幡小学校の歴史とか過ごし方とか教えてあげたい」

　「Pepper」の貸し出しは9月から始まっていて、鹿児島市内の9つの小中学校に順番に貸し出されるということです。

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