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「水かさがどんどん増えてくる」与論町で記録的短時間大雨情報 厳重警戒を

KYTニュース / 2024年11月8日 19時50分

鹿児島読売テレビ

 与論町では8日昼過ぎにかけて、猛烈な雨が降り記録的短時間大雨情報が発表されました。町内の学校では浸水や冠水の被害が確認されています。

 現在も土砂災害警戒情報が出されていて気象台は警戒を呼びかけています。

 湿った空気の影響で奄美地方は大気の状態が非常に不安定になり、昼過ぎには与論町で1時間に120ミリ以上の猛烈な雨を解析しました。災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表。

 また、県と気象台は、与論町に警戒レベル4相当の土砂災害警戒情報を発表し、早めの避難を呼び掛けています。

 与論町によりますと、この大雨の影響で、町内の道路約20か所が冠水。

 与論町の学校では、教室の一部が浸水。また、校庭が冠水するなどの被害が出ています。学校の敷地にある温室には大量の雨水が直撃していました。

(与論小学校上野 正直 教頭)

「ここまで学校の中にというのはない。植えていた苗が結構流されていたのでそれが残念。どうすることもできない。水かさがどんどん増えてくるので校舎内に入ってくるのではと心配した。早く帰らせるのは危ないので、今日は全員、子どもたちは保護者に迎えに来てもらうことにして、迎えに来られない場合はちょっと学校で待ってもらうような対応をとった」

 9日夕方までに予想される24時間の雨の量は、奄美北部と南部で120ミリとなっています。

 気象台は、土砂災害に厳重な警戒を、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼び掛けています。

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