徳之島の保育士女性殺人事件から1か月 1500人の捜査員動員も逮捕に至らず凶器も見つからず

鹿児島読売テレビ

　11月、徳之島の伊仙町で保育士の女性が何者かに殺害された事件から20日で1か月です。警察は延べ1500人の捜査員を動員し捜査していますが犯人の逮捕には至っていません。

　この事件は、11月20日の午後6時頃、伊仙町佐弁の住宅でこの家に住む保育士の菊池 房子さん(55)が死亡しているのが見つかったものです。

　警察と消防によりますと、菊池さんの夫から通報を受け、現場に駆けつけたところ、菊池さんには鋭利なものによる複数の傷があり、首から出血していたということです。死因は出血性ショックでした。

　警察は殺人事件として捜査本部を設置し、延べ約1500人の捜査員を動員していますが、犯人の逮捕には至っておらず、凶器も見つかっていません。警察は菊池さんが殺害されたのは11月20日午後と見ていて、12月20日夕方、検問を行ったということです。

　捜査本部のトップ、中野 誠刑事部長は「些細なことでもいいので情報提供していただきたい」と呼びかけています。

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