桜島で閉校の学校跡地はどのようになってほしい？ 桜島の子どもたちの思いをつづった上映会

鹿児島読売テレビ

　「桜島学校」の開校に伴い、桜島では再来年、8つの小中学校が閉校します。閉校する学校に通う桜島の子どもたちの思いをつづった動画の上映会が開かれました。

　鹿児島市は、桜島の8つの小中学校を統合し、再来年4月に義務教育学校「桜島学校」を開校する計画を進めています。それに伴って、閉校する桜島の小中学校に通う児童・生徒たちの思いをつづった動画がお披露目されました。

（動画）

「地元の人たちの笑顔が集う飲食店になってほしいです。みんなの笑顔が集っていると行きやすかったりするからです。私は屋上でカフェテリアをしてほしいと思います。なぜなら桜島がすごくきれいに見えるからです」

　自分たちが通っている学校の跡地がどのようになってほしいか。子どもたちの素直なアイデアがつまっています。

　動画は、市民が参加するプロジェクトチームのメンバーが制作しました。会場に訪れた人もアイデアを紙につづり、未来の桜島の姿に想いをはせていました。

（子ども）

「カラオケやみんなで遊ぶ遊園地になってほしいと思った」

（訪れた人）

「廃校になって寂しいが子どもたちやみんなが思っていることが夢じゃなくて実現出来たら素晴らしいなと思っている」

（桜島小中学校跡地活用プロジェクトメンバー　岩川一成さん）

「先生方、地元の方、児童生徒たちも閉校に対してさみしい思いはあるという話を聞いたので、その辺はしっかり率直な思いを動画に残してしっかり記録として残していくことが大事だと思った」

　動画は鹿児島市のSNSなどでPRしていくということです。

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