仙巌園駅の開業で観光への期待! 参議院選挙に｢いろは中学校｣開校…2025年はどんな年に？

鹿児島読売テレビ

　2025年はどんな年になるのでしょうか？参議院選挙に、新たな駅も開業します。そして戦後80年の節目を迎えます。主な動きをまとめました。

（記者）

「3月に開業する仙巌園駅では着々と工事が進んでいる」

　鹿児島市吉野町の仙巌園の前に3月15日、JR仙巌園駅が開業します。桜島と錦江湾を望む磯ビーチハウスにはカフェやゲストハウスが入り、通年利用も始まります。駅の開業日には記念の式典も予定されています。磯エリアの旧集成館や異人館を含む「明治日本の産業革命遺産」が世界文化遺産に登録され今年で10年。新たな観光の起爆剤になることが期待されます。

　選挙イヤーだった2024年。国や県の今後を左右する選挙が2025年も行われます。1月26日に告示、2月2日に投開票される西之表市長選挙。馬毛島への自衛隊基地の整備の賛否を最大の争点に7人が立候補を表明しています。

　夏には参議院選挙が行われます。参院選をめぐっては現職の尾辻秀久氏が引退を表明したことを受け、自民党県連が公認候補の希望者を公募。選考を経て元参議院議員の園田修光氏と自民党県議団が推薦する外薗勝蔵氏の2人を党本部に推薦していました。12月、党本部は年齢や独自の世論調査から園田 修光さんを鹿児島選挙区の公認候補者に決定。ほかの政党も候補者の擁立を模索しています。

　2025年は戦後80年。戦争を経験した人が少なくなり、記憶の風化が課題となっています。「いまを、戦前にさせない」ためにどのように平和への願いをつないでいくかを考える節目の年となりそうです。

　新たな学びの場も誕生します。戦後の混乱や家庭の事情などで十分な義務教育を受けられなかった人のための夜間中学「いろは中学校」が4月、鹿児島市の開陽高校の中に開校します。入学のための面接を希望している人は6日時点で17人。2月まで入学者を募集しています。

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