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交通事故の死者数が7年ぶりに増加 10万人当たりの死者数は全国9番目 交通事故数は減少   

KYTニュース / 2025年1月8日 19時32分

鹿児島読売テレビ

 2024年、県内で発生した交通事故で死亡した人は53人で7年ぶりに増加しました。人口10万人当たりの死者の数は全国で9番目の多さでした。

 夜間、車に歩行者がはねられるケースが増えていて、県警が注意を呼び掛けています。

 県警によりますと2024年、県内で発生した交通事故の数は2871件、前の年と比べて94件少なく15年連続で減少しました。

 自動ブレーキシステムなど車の技術が進歩したり、事故が多い道路を整備したことなどが減少につながっているということです。

 一方、死亡した人の数は53人で前の年より13人多く、7年ぶりに増加しました。人と車の事故が前の年の約2倍に増えたのが大きな特徴で、21人が死亡。このうち、夜間の事故で亡くなった歩行者は14人でした。

 人口10万人当たりの死者の数は3.42人で全国で9番目の多さでした。

 県警交通企画課の森山英明理事官は「運転する際はゆとりと思いやりを持ち、歩行者は夜光反射材を身に着け、ドライバーに発見されやすい服装をしてほしい」と呼びかけています。

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