南国鹿児島も「初雪」を観測 平年より4日遅い、昨季より19日遅い発表

鹿児島読売テレビ

今シーズン最強寒波の影響で9日夜から10日にかけ県内では雪が降り、鹿児島地方気象台が「初雪」を観測したと発表しました。平年より4日遅く、昨シーズンより19日遅い観測です。

　10日朝、霧島市の山沿いでは横殴りの雪が降っていました。路面にもうっすら積もっています。今シーズン最強寒波の影響で昨夜からきょうにかけ県内では雪が観測されました。出水市内の小学校では、今年初めての雪かきに追われました。

（先生）

「おとといも子供がここで滑って転んだことがあったので…」

先生の苦労を知ってか知らずか…子どもたちは降り積もった雪に大喜びです。

（児童）

「楽しい！」

（記者）

「午前2時過ぎの鹿児島市吉野町です。雪が降ってきました」

9日夜は、鹿児島市内も雪が降り、鹿児島市東郡元町の鹿児島地方気象台は「初雪」を発表しました。平年より4日遅く、昨シーズンより19日遅い観測です。去年3月の「観測の自動化」で気温や湿度、見通しの距離、雨のある、なしを機械が判断し、初雪を発表しています。自動化後、初めての初雪の発表でした。冬型の気圧配置は週末も続き、12日日曜日の夜も雪が降る可能性があるということです。薩摩地方では積雪や路面の凍結にしばらく注意が必要です。

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