篤姫や西郷さん…偉人たちが愛した味を鹿児島の食材で シェラトン鹿児島「鹿児島市フェア」はじまる

鹿児島読売テレビ

　西郷隆盛や篤姫。鹿児島ゆかりの偉人たちが愛した料理を地元の食材で再現しました。鹿児島市の豊富な食材を堪能してもらおうと、シェラトン鹿児島で「鹿児島市フェア」が21日からが始まりました。

　「鹿児島市フェア」の会場には地元で生産された食材をふんだんに使った約70種類の料理が並んでいます。

　このフェアでは「鹿児島ゆかりの偉人の食卓」と題して偉人たちが愛した料理を頂くことができるんです。

　監修したのは志學館大学の原口 泉教授です。

（志學館大学・原口 泉教授）

「やっぱり天璋院篤姫は鹿児島の味を晩年忘れられなかった。きがら茶飯。豆が入っているのが篤姫らしい」

　こちらが天璋院篤姫が愛した「きがら茶飯」。

　キノコや栗、黒豆やエビなど季節のものを入れたしょうゆベースの炊き込みご飯で、篤姫も晩年に好んで食べていたとされています。

（間世田桜子キャスター）

「しょうゆベースのやさしい味わいの炊き込みごはんに黒豆が甘さを足してくれておいしい」

　一方、こちらは西郷隆盛が愛した「豚骨」。焼酎の風味を感じられる味付けになっています。

（間世田桜子キャスター）

「ほろほろとけます。噛まなくても飲めるくらいやわらかい。ふわっと焼酎の香りがするのでまさに鹿児島。西郷さんが思い浮かびます」

（シェラトン鹿児島・深水 政信 総料理長）

「鹿児島の偉人たちの郷土料理をテーマにすることで鹿児島にはこんなにおいしい料理があったんだ。鹿児島から世界に発信していけたんだという魅力づくりができたらいいなと思い企画に賛同した」

　「鹿児島市フェア」は、シェラトン鹿児島で3月いっぱい開かれています。

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