1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「県民の財産奪われる危機的状況」うそ電話詐欺などの被害額 過去最悪の20億超 若い世代も    

KYTニュース / 2025年1月27日 19時36分

鹿児島読売テレビ

 2024年県内で発生したうそ電話詐欺などの被害額は20億円を超え、過去最悪となりました。詐欺の被害は高齢者だけではなく、若い世代にも及んでいて県警が注意を呼びかけています。

 2024年県内で発生したうそ電話詐欺やSNS型ロマンス詐欺などは前年より300件も増え、被害総額は過去最悪の約20億8000万円にのぼりました。

(県警・岩瀬聡本部長)

「多額の県民の財産が詐欺集団によって奪われる大変危機的な状況だと思っている」

 被害は高齢者だけでなく若い世代にも及んでいます。1月上旬、県内の女性(30代)に警察庁捜査二課の「サクライ」を名乗る男から、特殊詐欺への関与が疑われているという電話がありました。

 その後、クロキを名乗る女からこう言われました。

(女)

「特殊詐欺事件の被害者が複数おり、あなたを犯人として被害届が出ている」

 検事を名乗る男から預金の紙幣番号を調べる必要があるなどと言われた女性は、指定された口座に約600万円を送金しだまし取られました。

 また男性(20代)は2024年11月、チャットアプリで知り合った「恵子」と名乗る女からネットショップの経営を勧められました。男性は売上金の写真を見せられたことなどから儲け話を信じ、ネットショップの経営を決意。指示された口座に事業資金などの名目で、計300万円を送金しだまし取られました。

 県警は、会ったことのない相手からの儲け話は詐欺を疑ってほしいと注意を呼び掛けています。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください